HPV(ヒトパピローマウィルス)検査

HPV(ヒトパピローマウィルス)検査(料金8000円+税 保険診療もあり)
ヒトパピローマウイルス(Human papillomavirus: HPV)は子宮頸がんの原因になると言われており、そのリスクを知ることができます。
HPVは性交渉で感染しますが、日本女性の80%以上が、一生に一度は感染するよくあるウィルスで、いわゆる性病とは違います。一度感染しても、90%以上は自然に消えて問題を起こしませんが、長期にわたり子宮頚部に居続けたり、消退しても再感染を繰り返すことにより、癌化します。
従って、HPV検査が陽性であってもすぐ癌になっているわけではありませんが、子宮頸がん細胞診と共に実施することで細かい状況把握、ならびにアドバイスがご提供できます。
また、20代の日本人女性の約50%は陽性になる検査で、その内、実際癌になるのは1000人に1人であり、HPVに感染して癌になるには数年から十数年かかります。

検査方法:子宮頸部細胞診同様、子宮の入り口をブラシで擦ります。

検査結果:約1週間ででます。検査結果をふまえご報告いたします。

① 細胞診:異常なし HPV(-)
    子宮癌の可能性は非常に低いばかりか、すぐに癌になる可能性は低く、毎年両方の検査をすれば、2年後の検査でいいです。しかし、HPV検査は5年に1度だけなので、癌検診は毎年受けた方がいいです。
② 細胞診:異常なし HPV(+)
    現時点では癌の可能性は低いのですが、原因のウィルスがいるので、特に毎年、子宮癌検診を受けましょう。HPVを治療する必要もありませんし、治療薬もありません。
③ 細胞診:ASC-US(異型上皮の疑い) HPV(-)
    異型上皮の可能性は低く、年1回の癌検診でOKです。
    当院では念のため6ヶ月毎に3年間検査しています。

④ 細胞診:ASC-US(異型上皮の疑い) HPV(+)
    異型上皮の可能性が高く精密検査が必要です。コルポスコピーや組織診の検査を受けましょう。

⑤ 細胞診:異常あり HPV(-)
  細胞診:異常あり HPV(+)
    いずれも、細胞診に異常がある場合は癌や前癌病変(異型上皮)の可能性が高く、HPVの結果にかかわらず、精密検査が必要です。コルポスコピーや組織診の検査を受けましょう。