遺伝子タイプ別の食事法とは

カパタイプの特徴

前回よりアーユルヴェーダの3つの体質の特徴をご紹介しておりますが、今回は前回紹介しきれなかったカパタイプの特徴から説明してまいります。

水のエネルギーとされるカパは、重・冷・遅・油・緩といった性質を持ちます。
物静かで落ち着いていて、忍耐強い性格で、めったに怒ったり興奮したりしません。動作はゆったりとしていて、のろまな印象を受けがちですが、だれからも愛されるタイプ。一方で、大ざっぱ、鈍感、物事への執着心が強いといった面もあります。

身体的には体格がよく、体力、持久力にもすぐれていて、重労働にも耐えられます。大食いではありませんが、太りやすい体質です。

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カパタイプの予想される遺伝子型はADRB3またはFTOという遺伝子タイプです。
ADRB3遺伝子タイプ、正確にいうとADRB3ホモ変異型は、日本人の1/3が持っているとされます。
脂肪の分解や燃焼に関与している遺伝子で、変異していると糖質をエネルギーに変換することができないため、標準型と比べて基礎代謝が約200キロカロリー少なく、お腹まわりに脂肪がつきやすい、またダイエットしてもリバウンドしやすい傾向にあります。

 

遺伝子検査でわかる?遺伝子型の食事法

 

ここまでヴァータ、ピッタ、カパ、それぞれの特徴を紹介してまいりましたが、続いてはそれぞれのタイプに合わせた食事法です。

ヴァータタイプで予想されるADRB2遺伝子タイプは、タンパク質を代謝しやすいたいめ、タンパク質の補給が大切です。少食の傾向もあるので、3食しっかりとることをこころがけてください。

食べる順番は、タンパク質(豆腐、鶏肉、魚類等)を先にとってから野菜です。

ピッタタイプのUCP1遺伝子タイプでは基礎代謝が低いので、摂取カロリーと消費カロリーのバランスに注意する必要があります。また、脂質の代謝が苦手なので「低脂肪食」を心がけて、脂質は食事の最後にとるのがポイントです。

食べる順番は、野菜から食べて、炭水化物、タンパク質(豆製品、鶏肉等)、脂質(オリーブオイル等)となります。

緑黄野菜 抗酸化力

そしてピッタのADRB3遺伝子タイプは基礎代謝が低く、糖質の代謝も苦手なため、食事の最後にごはんやパンなどの炭水化物をとることがポイントです。

食べる順番は、まず野菜から先に食べて、タンパク質(豆製品、鶏肉、魚等)、脂質(コーン油等)、炭水化物の順です。

今回ご紹介したタイプ分類は簡単なアンケートにお答えいただくだけです。
このアンケート結果と遺伝子検査との整合性を当院ではとり続けており、約8割の相関を見せています。

遺伝子検査を受けなくても、この結果からある程度の精度で個人に合わせた健康法を知ることが出来ます。
ご興味ある方は、是非お気軽にご相談ください。