遺伝子検査で様々なリスクを予防

遺伝子検査で高血圧・血管障害リスクが分かったら

 

当院で採用しているDNA検査によって皆さんご自身の生活習慣病に対するリスクを調べることができる(※リンク)と前回申し上げました。

今回はその検査結果別の対処について述べてまいります。

遺伝子検査の結果、高血圧・血管障害のリスクが高いことが判明した場合、精製塩のとりすぎに注意(1日10グラム以下)し、血管を拡張させる働きのあるアーモンドなどに含まれるビタミンEや、血管をしなやかにする働きのあるお茶に含まれるカテキン、大豆に含まれるイソフラボン、ブルーベリーに含まれるアントシアニンなどのポリフェノール類を積極的にとることが有効です。

 

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遺伝子検査で、HDL(善玉)コレステロールが低くなりやすく、LDL(悪玉)コレステロールが高くなりやすいという結果が出た場合、サバ、サンマ、イワシなど青魚に含まれるオメガ3系脂肪酸(n-3系脂肪酸)を積極的にとって、適度な運動を心がけます。
これらは善玉コレステロールを増やします(運動は、遺伝子検査によって「自分の適度」を知る必要があります)。

また、肉やバターなどの動物性脂肪を多く含む食品を食べるときは摂取量に気を付け、野菜やキノコ、海藻など食物繊維をいっしょにとるよう心がけます。

ショートニングに代表されるトランス脂肪酸は、マーガリンや、お菓子・パンの一部、業務用の揚げ油などに使用されていて、万人にとって健康を害する食材ですが、とくに高LDL血症になりやすい遺伝子型の方は、絶対手をださないほうがよい食材です。

 

遺伝子検査で血栓ができやすい型の場合

 

遺伝子型で血栓ができやすいと判明したら、まず脱水症状に留意して水分の補給に気を配り、血液の循環をよくするように心がけます。タマネギや納豆など、血液をサラサラにする効果のある食品を積極的にとることが大事です。

メタボリックシンドロームになりやすく、糖尿病にもなりやすいという遺伝子を持つ方は、イソフラボンと食物繊維、ポリフェノール類を多く含む食品を積極的にとり、かつGⅠ値の低い食品をとるようにします(GⅠ値とは、炭水化物が分解され、糖に変わるまでのスピードをあらわした数値で、一般的にGⅠ値の低い食品は、血糖値が急激にあがるのを抑え、逆にGⅠ値の高い食品は、血糖値を急にあげてしまいます)。

GⅠ値の高い食べ物の代表格は白砂糖、果糖類、白米などがあります。

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品川メディカルモールでは今回ご紹介したような遺伝子検査をはじめ、人間ドックや検診、さらには腸内フローラ治療など、様々な角度から生活習慣病に備えた個々の体質や遺伝子にあった生活環境作りをサポートしております。是非お気軽にご相談ください。